2012年04月18日

え〜〜そんなの知らないって(涙)

IMGP0142.jpg
写真左は量産K20型の、右は懐かしいSPOON製のB型の、それぞれブロックのラダ―フレームですね、私達はノーマルのB型ブロックにラダ―フレーム型オイルパンを使いました、目的は純粋に回転出力を上げる為で1991年に独自に設計に着手し製造したのです、正に狂気が成せたるで、でももうこれ誰も知らないって、若いスタッフが知らないデスって、、(涙)

IMGP0136.jpg
K型やF型エンジンはクランクシャフトをブロックとラダ―フレームの間に挟み込む事で「捩じれ強度」を上げる設計が採用されています。この量産が始まる遥か前に私達が設計して型を起こして精密鋳造したんですね、
もちろん大型パンも造りましたし専用ストレーナ―なども、売る気なし、要するに造りたかっただけなんです。

RIMG0497.jpg
でみんなで現行のブロックを見てワイガヤとなにやら集まり・・・。

IMGP0135.jpg
例えばブロック下部に位置するラダ―フレームの一部を、よ〜く見ると、、
で更によ〜く視ると
        ↓

IMGP0133.jpg
新品エンジン、新品部品のエンジン内部の角はこんな感じ、角は「ポロ」っと行きそうですね。

IMGP0134.jpg
私達は自社で組むエンジンの全ての内部の角はRを付けています、オイルが触れて流れる部分は全てです、バリが潤滑経路に落ちない様に、、。

IMGP0125.jpg
コンロッドのピン頭部も怖いので打痕や傷がない事を拡大鏡で目視、検査をしています。

IMGP0123.jpg
燃焼室のプラグホール周りもしっかりと点検、ごく稀にピンホール状の荒れがあるのでそんな時はゴムリューターなどで最低限の修正を加え整形しています。

エンジンの内部、シリンダーブロックやヘッドは組み立てると見えない部分、でもこの見えない部分にしっかりと「意思」を込める、を大切にして行きたい、そんな感じでスタッフ一同が協力して組んでいます、いわいる伝統芸の世界ですね。


Posted by吉澤


posted by Mechanic at 17:06| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メカニック日記更新楽しみにしています。

通常ではまず見る事のないエンジン、トランスミッション内部などが見られますし、とても神経をつかった作業内容が素晴らしいです。
B型エンジンと言えば、10000RPMで、乗っている人も居ましたね。

1つ提案と言いますか、お願いなんですが写真の解像度(大きさ)を大きくしていただく事は可能でしょうか?
パーツの様子や、ビフォー・アフターの状態などがよりわかって良いと思います。
Posted by 石田 at 2012年04月19日 00:01
はじめまして
懐かしいパーツですね。HVか何かで紹介されてるのを見て感動した覚えがあります。当時乗っていたEK9につけてみたいパーツランキング上位に入っていたと思いますが販売はされなかったんですか?

これからもユーザーをアッと言わせるようなチューニングパーツをどんどん開発してくださいね♪
Posted by いのうえ at 2012年04月19日 12:57
滋賀の木村です。お久しぶりです。
懐かしいラダーフレーム…前のEK9に取り付けたかったパーツでしたが高過ぎました。これを取り付けてもっお高回転まで回したかったです。
Posted by 木村浩正 at 2012年04月19日 13:28
いつもブログを見て頂きましてありがとうございます!

B型は潤滑系をドライサンプ化して80mm低く搭載、エキマニは行き場が無くT/Mの上を跨ぐレイアウトに改造したり、エキマニをランペット形状で造るなどイケイケでした〜、今も色々と面白いですけどね(笑)

画像サイズは研究してみますね!

Posted by TYPEONE 吉澤 at 2012年04月21日 20:13
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